『〇〇のビリッけつ』

こんばんは、N.Mです。(@_@)
今日は自分のクラスでやった道徳の授業について書きたいと思います。
題名は『○○のビリッけつ』です。

内容は、あるクラスの運動会でのお話です。
クラス対抗大縄飛びの練習で、どうしても運動が苦手で引っかかってしまう男の子(阿部ちゃん)がいました。
いくら練習をしても一回も跳ぶことができません。
そこでクラスは悩みます。「一緒に跳ぶことが平等なのか、外すことが思いやりなのか」
出した答えは「応援係」でした。
それからというものどんどん記録を伸ばしていき、予行練習では120回を超える記録で5クラス中トップに出ることができました。
しかしある一人の生徒が運動会前日、担任の先生にこんなことを伝えます。
「やっぱり阿部ちゃん抜きで跳ぶのはイヤなんです」
放課後クラス会議が開かれました。
「前日になってそんなこと言うなんてどういうことだ!」
という生徒。クラスで多数決をとってもなかなか票が割れ決まらない。
一人の生徒があることに気づいた。
「阿部ちゃんはどう思ってるんだろう」
阿部ちゃんを置き去りにして話を進めていたことに気づいたのでした。
阿部ちゃんの答えは
「跳びたい・・・」
心の底から振り絞って出てきた言葉でした。
その一言でクラスの心が一つになりました。
「一回も跳べなくたっていい、阿部ちゃんと一緒に跳びたい!」
「予行練習で一位になったんだからもういい、みんなで跳びたい!」
そして、本番。
71回も跳んだ。クラスメートが阿部ちゃんを抱っこして跳んだ。みんな泣きながら跳んだ。
そして結果は5クラス中5位、『最高のビリッけつ』だった。

そんなお話です。はじめてこの映像を見たときは感動して私は泣いてしまいました。
皆さんも是非ご覧ください。動画で見れると思います。「みんなで跳んだ エチカの鏡」と検索すればおそらく出てくると思います。

では、よいゴールデンウィークをお過ごしください。 N.M(@_@)
 


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