ども。
あと半月で2025年が終わるということに驚いている担当ちゅんです。あっという間ですね。
公用スマホの導入が完了し、業務は運用フェーズに移っています。その中で、消防署からの問い合わせ「着信時に鳴動するガラホの音量が低い」には頭を悩ませました。
まずもって「ガラホ」とは何か。これはWikipediaによると「スマートフォン用のOSや半導体部品を転用して(一部を除く)開発された、日本国内向けフィーチャーフォン(いわゆるガラパゴスケータイ)の一種を指す新造語」とあります。実際、我々が導入した端末も、見た目は従来の折り畳み携帯ですが、内部ではAndroid OSが動作しています。とはいえ、例えば従来の折り畳み携帯特有の動作である「メニュー+0」で自分の電話番号を表示するなどの動作は継承されていて、こうした端末のニーズは依然として存在しているということですね。
閑話休題。そのガラホですが、音量設定をMAXにしているにも関わらず、どうにも音量が小さすぎるのです。よく観察して見ると、その端末には独立したスピーカーが搭載されておらず、受話部分(耳にあてるとこ)から音が出ているようでした。「どうりで」といったところです。消防署での公用スマホ運用では、このガラホの音が聞こえなければ電話を取ることが難しく、この問題はどのような手段であっても解決することが求められる事態でした。
こちらとしては「別な機種なら音量が大きいのでは?」とも考え、キャリアさんにデモ機をお借りして確認するなどの対応。もしそれで解決できるのならば機種交換もやむなしかと思っていたのですが、ここで消防から朗報がもたらされます。「ダメ元でBluetoothスピーカーに接続してみたら、着信音がスピーカーから出た」と。なるほど!その手がありました。これってつまり、車の中でカーナビやディスプレイオーディオに接続したときと同じ動きをしているってことですよね。盲点でしたが、これならばなんとかなりそう。
※ちなみに、ハンズフリー機能付きのスピーカーに接続する際には、Bluetoothの設定で「電話」をオフにするのがコツでした。
早速、町内のホームセンターでスピーカーを購入して現場に配備。これまで小さいと言われていたので、思い切って音量を最大にして設置しましたが、これにはさすがに「音が大きすぎてびっくりする」とのことで、ほどよい音量で納まりました。まずは当初の目的を達することができたのかなと、ホッとしたところです。それにしても、やはりさすが消防。試行錯誤のうえでより良い方向に運用を変えていくスキルの高さは全職場の中でNo.1だと思います。
数種類スピーカーを買って実験しましたが、全部問題なく使えました(すでに配備済)
(投稿者:ちゅん)


懸案事項を今年のうちに解決できてスッキリしました
緊急時には119番での通報を!