久々の「お邪魔しました」シリーズです。
２年生の６時間目は、道徳。題材は「バスに乗って」でした。
導入で、「私たちの道徳」を使って、「ありがとう」といわれてうれしかった
経験を書き出しました。「私たちの道徳」にある、「伝えられなかった『ありがとう』」は、
読んでみて、胸に迫るものがありました。
１７歳の女の子が書いた詩です。父親が生きている間に「ありがとう」といっぱい
伝えておけばよかったという、後悔に似た思い。
中学２年生は思春期の真っただ中で、本校の２年生も「言われてうれしかった『ありがとう』」
を書き出すのに抵抗があったようです。しかし、それはそんな経験をしていないからではなく、
「照れくささ」。でも、父親にありがとうを伝えられなかった１７歳の女の子のような思いは、しなくていいのです。照れくさくても、素直に「ありがとう」と伝えることの大切さを、この詩や「バスに乗って」が語りかけてきます。
大変いい授業でした。（Ｋ・Ａ）
