ペーパーレス時代に致命的なパソコンの故障

ども。
史上最高に多忙を極める担当ちゅんです。

これまで、十数年この部署で働いてきての数少ない自慢として「職員の皆さんが使っている業務用PCって結構な頻度で壊れるけど、自分が使っている端末は壊れたことがない」というのがありました。壊れるタイミングが来れば壊れるものだし、たまたま運がよかったというだけの話なのですが、先日、ついにその日が訪れました。

最初の異変は数日前の会議室での打ち合わせ中。なぜか突然共有フォルダが開けなくなりました。確認してみるとネットワークが切断され、それだけではなく「機内モード」になっていました。職場でのペーパーレス化の先頭に立つべく、すでに庁舎内部の打ち合わせにはPCしか持っていかないと決めていますが、これにはまいってしまいました。症状を確認すると、デバイスマネージャー上でワイヤレスアダプタが正常に動作しておらず、執務室で業務中の相棒てんちょをこっそり呼び出して端末を修理してもらうという一幕がありました。

そして昨日から今日にかけては、PCでの作業中に突如画面が乱れてフリーズする症状が出始めました。いつ発生するかトリガーはわかりませんが、作成途中の文書が度々失われるショックが繰り返されることにより、ただでさえ忙しくて泣きそうなのに、本当に涙が出そうになりました。結局、先日のワイヤレスアダプタの件もそうですが、総じていえば「ボード不良」という話で、完全にPCが故障してしまったということになりそうです。

こうなってくると、PCだけを持って会議に参加していて、いざというときに会議を進行できなくなる恐怖というものも出てきます。ペーパーレス時代になり、パソコンがちゃんと動作し、そのうえでネットワークを支障なく利用できることの重要性がますます高まっています。今回は身を持って体験することになりましたが、こういう事態になったときに素早く業務に戻れるように、何か対策が必要だというお告げなのかもしれません。

画面の乱れ画面が急に乱れてフリーズしている様子

(投稿者:ちゅん)

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新年度の様子

てんちょです。忙しいと常に何かを忘れているような気がして落ち着きませんね。気分転換に久しぶりに釣りに行きたいです。

新年度に入り1週間が経過しました。年度変更の業務もだいぶ落ち着いてき…ていません。どうも引き継ぎ等が順次行われ今日から異動先に行っている方が多いようで、今日も夕方まで対応の連続でした。気が付けば17時。この年度末~年度初めの2週間は、対応が同時進行となるケースが多々発生しています。順次対応したつもりですが、対応漏れがあったらすみません…このブログを見ている職員さんで何か対応されていないことがあったら連絡をください。

年度末に行ったAD権限変更やアカウント類の更新は問題なかったようですが、やはり新年度になって各々新環境に移行後に、特定のソフトを入れてほしいという要望が多くあがっています。ただ予想以上に多い…。先に少しでも終わらせておけるように、一日に数回ほど庁舎内を散歩してみたり、少し遠回りして声掛けしながら戻ったりしていますが、自席に戻ってくるとパソコン周りが付箋だらけになっています。

端末の入れ替えも予定通り行われ、退職や端末の入れ替えなどで旧端末の在庫が増えてきました。昨年度SSD化済みの端末を優先的に配布し、HDD端末は回収。今在庫しているのはほぼHDD端末となっています。PCの更新後は引退してもらう端末となりますが、何か使い道がないかとつい考えてしまいますね。

人事異動の対応に気を取られすぎ、自分の新年度対応がまったく手付かずなことに気が付きました。いつもなら「明日でいいか」となるところですが、この状況だとその翌日も時間がなさそうなので少し残って作業したりと、新年度らしい慌ただしい日々が続いていますが、そろそろ落ち着いてほしいです。


また机の上がひどいことになってきました。早急に片づけが必要です。

(投稿者:てんちょ)

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紙ファーストからの脱却

ども。
年度初めの多忙から疲労が蓄積している担当ちゅんです。

今年度、八雲町では全庁をあげてペーパーレス化に取り組みます。今までは、会議をやろうとなれば当たり前のように紙の資料を用意し、参加者はメモ帳とペンを片手に参加していましたが、そのスタイルもそろそろ終わりです。今度からはパソコンだけ持って会議室に行きましょう!という呼びかけを行っていきます。

その前提として必要となる条件を整えていくのが我々に課せられたミッションです。「デスクトップPCを使っているんですが」に対応するため、全職員のPC環境をモバイルノートに置き換えていきますし、「参加者全員に同じ資料を見せたいんですが」に対応するため、どの会議室にも大型モニタを常設し、PC画面はワイヤレスで転送できるようにします。「庁内で周知したいことがある」にはMS365導入によりTeamsの運用を開始しますし、「外部から紙が送られてくるのはどうするんだよ」に対しては文書管理システムの導入により電子決裁を開始する予定です。

そのくらいの覚悟でペーパーレスを進めていきますが、痺れるのはこれらのミッションはすべて令和6年度中に行うことが決まっているということ。「できるかどうかではない、やるのだ。」を合言葉に、とにかく前だけを向いて進めていくしかありませんが、私がこの部署に配属されて十数年、間違いなく最も多忙な1年間になるのは間違いなさそうです。

でも・・・。役場で長年働いていると、社会一般では当たり前になっているようなことでも「役場だから」という固定観念に捉われてしまいがちです。住民の方に何かの手続きをお願いするとき「メールでは受け付けられませんので郵送か持参でお願いします」みたいなことは身の回りにもあります。とにかく役場は「紙ファースト」なんです。でも、そのときに「どうしてデータではダメなんだっけ?」とは気にも留めず「前からそういうルールなので」と仕事をしてしまうことって、自分も含めて結構多いと思います。
今回のペーパーレス化の大改革、一番の難敵はその「固定観念」ではないかと思っているところです。いかにして紙ファーストから脱却していくか・・・難しいけどやりがいのある仕事だと思います。

ペーパーレス

紙には紙にしかできないことをやってもらいましょう

(投稿者:ちゅん)

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当たり前に付いていると思い込んでいた

てんちょです。今年度も引き続き情報担当になりました。よろしくお願いします。

今年度は新設の課があったので、せっかくなのでモバイル端末とモニタの配備を行うことにしました。モニタは在庫していたものを配備することなり、前使用者が貼ったテープ跡などもちゅん氏がきれいに剥がし、配備するだけの状態になりました。

辞令交付が行われ、各職員の方々へのパソコンを渡し終えてモニタを設置に行きました。モニタの電源をつなぎHDMIケーブルを…と思ったらモニタにHDMIがないんですよ。どうやらデスクトップPCに使用していたモニタだったらしくDP(DisplayPort)しかついていません。変換アダプタも在庫していないのでお手上げです。HDMIつきのモニタに変更しましたが、画面が少し小さいものになってしまいました。HDMIがついていると思ってましたが、思い込みはだめですね。

ところでDisplayPortの規格上の性能がいいのはわかるんですが、1080pの60Hzモニタに入力端子として使う理由って何なんでしょう。パソコン側がDPしかついていないような環境は、4K以上の対応だったり、ゲーミングPCなんかで240Hz出力する必要があったりと、いろいろ理由はあると思います。しかし1080p-60HzモニタがDPである必要がどこにあるんでしょう。たしかDPはデイジーチェーン対応していたので、そのためにDP接続なのかと思いましたが、DPも1ポートのみ。ほんと謎です。

変換アダプタで対応できるので価格の安いHDMI-DVIアダプタ買えばいいんですが、もう統一して欲しいですね。個人的にはPCへの給電もできるのでType-Cが普及してくれるといいなと思います。しかしType-C対応のモニタまで増えるとさらに混乱しそうです。


ちらっと見たらHDMIだと思うじゃないですか

(投稿者:てんちょ)

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木彫り熊イベントライブ配信

ども。
自治体職場にとっての大晦日を迎えましたね、担当ちゅんです。

さて、先般、当町が発祥の地である「木彫り熊」の100周年記念イベントが開催されました。今後1年間かけて行っていく各種イベントのキックオフとして、名古屋市の河村たかし市長をお招きしてのスペシャルなトークイベント。我々はYoutubeでのライブ配信を頼まれており、その任についておりました。

数々の経験を積んできた我々にとって、今やYoutubeでのライブ配信には何ら難しいことはないのですが、今回の不安要素としては唯一「町の施設ではない会場のネットワークを利用する」という点。会場にあるFreeSpotのルータから有線LANで回線をお借りするのですが、これが無事に動くかどうかの勝負です。

一応、事前に速度を測定してみて、下り80Mbps/上り50Mbpsくらい出ていて、これなら特に支障ないなと確認はしていましたが、やはり人様の回線を使っての配信は緊張します。OBSを起動し、カメラを接続。イベント開始5分前から配信をスタートし、よしよし。無事にYoutube側にデータ転送が始まりました。ここまで来たら後は簡易なカメラ操作くらいでPCに触る必要はほとんどない・・・はずだったのですが。

イベントも終盤に差し掛かったころ、PCの通知画面に「OBSは再接続しています」というメッセージが表示されました。OBSを確認すると、最も恐れていた転送速度0Mbpsの表示。ネットワークが完全にダウンしていました。
急ぎルータを再起動するもなかなか通信は復活せず、久しぶりに冷汗が額を滑り落ちていきます。数分後、ようやくネットワークが回復するも、途中で中抜けしてしまった動画はどうすることもできません。とても残念ですが回避は難しかったです。
しょんぼり職場に戻ってアーカイブで問題の箇所を確認。ですが、ここで奇跡!OBSはどうやら通信が回復すると途切れていた部分も後から転送してくれるようで、リアルタイムでは途切れていた部分も、ちゃんと見ることができました。ギリギリのところで救われた気分です。

そして、こういうトラブルも、貴重な経験として自分たちの糧になっていくのだろうと思います。今回の件で得た教訓としては「事前に不安に思ったことは本番では当然のように現実になる」でしょうか。いわゆる「フラグ回収」という現象かと思いますが、しっかりと肝に銘じておきたいと思います。

配信中の様子当日のライブ配信アーカイブをご覧になりたい方はこちらからどうぞ

(投稿者:ちゅん)

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