熊石海洋深層水とは

 海の植物の成長に必要な太陽の光が届かず、表層海水と混ざりあうことがない海水で、一般には水深200m以深の海水を総称して海洋深層水と呼びます。地球の海の平均水深は3,800mと言われていますので、全海水量の約95%は深層水であると言えます。

image その中でも熊石沖水深343mの地点から取水される熊石海洋深層水は、日本海の水深約300m以深に存在する「日本海固有水」と称される海洋深層水です。日本海固有水とは、日本海北西部の大陸に近い海域で冬季に強い冷却を受けた表層水が沈降することで形成される水塊であり、長い年月をかけゆったりと日本海を巡っています。日本海には隣の海とつながる海峡として、対馬海峡、関門海峡、津軽海峡、宗谷海峡、間宮海峡の5海峡がありますが、いずれも水深が浅く海水の流出入口となる幅が狭いため、日本海の深層水は他の海と交換されることがなく、内部でのみ循環されています。太平洋側の海洋深層水に比べ特に水温が低く安定しており、溶存酸素が多く含まれているという特徴があります。

熊石海洋深層水分析結果(平均値)

項目内容
分析結果
水温 (°C)
0.5~1.5
塩分 (psu)
34.08
亜硝酸 (㎛)
0.06
硝酸 (㎛)
22.7
リン酸 (㎛)
1.75
珪酸 (㎛)
45.3
塩化物イオン (%)
1.93
ナトリウム (%)
1.09
マグネシウム (%)
0.13
カルシウム (㎎/ℓ)
378
カリウム (㎎/ℓ)
571
臭素 (㎎/ℓ)
60
ストロンチウム (㎎/ℓ)
7.0
バナジウム (㎎/ℓ)
0.1以下
フッ素 (㎎/ℓ)
1.0
バリウム (㎎/ℓ)
0.0072
硫酸イオン (㎎/ℓ)
2710
一般細菌 (個/㎖)
30以下
大腸菌群
陰性
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