町長室より


八雲町長 岩 村 克 詔 
 

                 平成30年7月〜9月

今年は本当に災害の多い年となりました。
 7月4日の大雨から毎月のように大雨や台風、そして多くの方が犠牲となった胆振東部地震などたくさんの災害に見舞われました。

 7月4〜5日、台風7号接近に伴う対応となりました。この日は、山崎や黒岩地区が大雨となり、黒岩地区の高速道路の斜面で土砂崩れが発生し、全国的に報道されました。走行中の乗用車が土砂崩れに巻き込まれ、乗り上げましたが幸いにもケガもなく無事でした。(良かった)この日は、床下浸水や断水も起こりましたが、大事には至りませんでした。
 8月16〜17日は大雨の影響で、国道229号線(熊石鮎川町〜熊石見日町)、国道277号線(熊石鮎川町〜八雲町鉛川)が土砂の流出により通行止めとなりました。
 この日は熊石地域の24時間降水量で102.5ミリを観測するなど道南中心に大雨となりました。
 熊石の温泉に宿泊していた人が避難を求めてきましたので、八雲町役場に避難していただき、22人の方々が役場で一夜を明かしました。私も、役場にいましたので避難してきた皆さんを迎え入れ、安心していただきました。次の日は、雨も収まり、無事に全員が熊石へ戻りました。
 この日の大雨で、町道や林道、河川などに被害を受け、その復旧のため補正予算で対応させていただきました。

 8月22日も午前0時ごろ大雨警報、5時2分洪水警報が発令されましたが、8時10分ともに解除され、被害の報告もなく安心しました。
 

 8月24〜25日、今度は台風20号です。台風の進路が急に変わり、北海道へ向かってきました。朝の段階で副町長、総務課と協議して、八雲地域2か所、熊石地域2か所の自主避難所を開設することとし、対応させていただきました。6名の方が避難されましたが、明朝6時頃までに全員が帰宅し、避難所を閉鎖しました。

 9月4〜5日、また台風21号です。台風接近に伴い、立ってられないほどの暴風と大しけ、雷雨を伴う大雨となる予想が気象台から発表となりました。
 それを受けて、自主避難所八雲地域10か所、熊石地域2か所を開設することとしました。4日16時に避難所を開設し、八雲地域19名、熊石地域23名の合計42名が自主的に避難されました。この日も大きな被害もなく、朝5時36分にはすべての警報が解除され、避難所を閉鎖しました。

 9月6日3時8分、突然の地震に目が覚めました。震源地は北海道胆振地方中東部、震源の深さは約40km、地震の規模はマグニチュード6.7、最大震度厚真町鹿沼震度7、そうです、北海道胆振東部地震です。八雲の震度は幸い震度3で家屋被害や町民には被害がありませんでしたが、地震発生とともに北海道全体が停電となりました。
 発生直後から管理職員をはじめ、職員が役場へ集合しました。朝早く、まだ暗い中、発電機を稼働し、投光器を設置しました。
 この日は平日でありましたので、役場の業務は通常通りありますが、現在は戸籍にしても税務にしても情報やデータがパソコン(システム)で管理されていることから、非常用電源と発電機を用意し、最低限窓口のパソコンを稼働させ、町の各施設へも発電機を配備しました。
 また、保健福祉課が中心となり、民生委員の協力を得ながら独居高齢者の安否確認を行い、飲料水を配布しました。農林課では発電機をもって、搾乳のできない農家を回りました。
 断水については、一時八雲町内で断水となるという根拠のない噂が飛び交いましたが、私も皆さんに安心していただくためSNSを活用し、八雲町は断水しないことをお知らせさせていただきました。
 停電は、その日の23時30分ごろ一部が復旧しましたが、残りの地区の方は暗い夜を過ごすこととなりました。
 そのため、八雲小学校と熊石地総合センター、くまいし館を避難所として開設し、暗い夜を不安に思った方が9名ほど避難されました。
 停電のままだった地区も7日の夜には復旧し、ほっとしました。
 震源に近かった、厚真町、安平町、むかわ町などは現在も地震の影響で不便な生活を送られている方もたくさんいます。
 その方たちを八雲町として少しでもご支援させていただこうと、9月27日から10月1日までの5日間、町の職員4名をむかわ町へ派遣させていただきました。むかわ町の町長からはお礼の連絡もありましたが、まだまだ、支援は足りないと思いますので、ご要望があれば職員派遣を続けていきたいと考えております。
 今回、八雲町では家屋の倒壊や人的な被害はありませんでしたが、農家では搾乳はできたものの結果的には廃棄するような状況ともなりました。また停電となったことで物流までがストップし、通電した後も店に並ぶ商品が品薄となっている期間がしばらく続きました。この度の停電で普段何気なく使っている電気のありがたさを感じました。
 私は八雲町で電気が賄えられる体制がつくれればいいなとつくづく感じたところです。

 毎週のように八雲町を襲ってきた災害ですが、道路や河川、農業などには被害がありましたが、人的な被害がなかったことに、安堵しております。
 皆さんのご協力に感謝いたします。
最後に胆振東部地震で犠牲になった方々のご冥福をお祈り申し上げます。

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