やってみないとわからない

てんちょです。通勤用の原付で町内を散策してみましたが、遅すぎて怖いので町内からは出れませんでした。

あと1か月程でスマホ導入が開始されます。もう直前に迫っている状況ですが、この段階でも未だにわかっていないことが多く、ChatGPTも使いつつ導入までに何をしたらいいのかを調べています。端末の管理にはApple Business Manager(ABM)を使うということまではわかっていましたが、MDMとの連携やIDaaS登録、証明書配布、アプリインストール…どんな感じでやることになるんでしょうか。ちなみにABMを使うっていうことで端末はあれです。

MDMは資産管理ソフトで馴染のある「空海」(名称をぼかす必要はあるのか毎回悩みます)なので機能や運用方法に関しては何も心配してませんが、MDMが動き出すまでがちょっと不安です。ABM側で発行されるAutomated Device Enrollment(ADE)がまず必要になるようなので、まずはここから手を付けていくことになりそうです。プッシュ通知証明書をABM側で発行してMDMと連携するようなんですが、証明書の配布はその後?

MDM側にADEの設定をおこなえばそこから証明書の配布ができるんでしょうか…?今回Microsoft365も活用するということでアプリの配布も必要で、さらにIDaaSをつかってSSOもするため、IDaaSのアプリも配布、これらはMDMから配布…?それぞれABMからなのかADEからなのかMDMを使うのか、必要なものはわかってきましたが、もう順にやってみるしかない感じですね…。

ABMとかADEとか聞きなれない単語ばかりで混乱しますが、ADEで導入を行わなければ、MDMの構成プロファイルをユーザー側で削除できてしまったり、端末自体も初期化可能になってしまうなどのリスクもあるようなので、ADEを使うのは必須なようです。キッティングは自動化できるようですが、はたして問題なく配布できるんでしょうか…。

 
もう空海のサイトとChatGPTを頼りにやってみるしかないですね…。

(投稿者:てんちょ)

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走る発電機

ども。
来庁される方が口々に「役場暑いですね」と申されますが、これでも結構涼しくなった方だと感じている担当ちゅんです。

本日、八雲町は函館中央三菱自動車販売(株)、三菱自動車工業(株)と災害時における電動車両等の支援に関する協定を締結いたしました。詳細については後日、新聞等にて報道があるかと思いますし、八雲町ホームページにも記事が掲載されるかと思います。
その一環として、役場前にて同社のブラグインハイブリット車であるアウトランダーPHEVを用いた家電製品の稼働デモが行われるということで、参加しました。

我々の部署は電気がなければどうしようもない類の代表格です。パソコンもモニタもプリンタも、もっと言えばアクセスポイントもルータも全部電気が必要。なので、常日頃から災害等非常時における電力の確保については敏感になっています。そうした中で、停電時にプラグインハイブリッド車から電源を確保するというのは実に理にかなっていると思います。なぜなら、その電源を必要とする場所まで自走していけますし、蓄電池が空になってしまってもガソリンを燃料とするエンジンで発電が可能。さらに、普段は車として普通に使えるのでムダがありませんし、いざという時に動かないといった心配も無用です。

そんなことを考えながらデモを見に行きましたが、実はデモを見るまでもなく、我々はとっくにこの利便性に気がついておりました。

にわかSEは大忙し!:慣れの中に落とし穴は潜んでいる
https://www.town.yakumo.lg.jp/blog/information/index.php/2025/07/16/5982/

この記事の文末にある写真、そしてそこにつけたキャプション「プラグインハイブリッド車は電源が簡単に取れて便利です」。選挙の際の移動期日前投票所の運営では、まさに本日デモをやっていただいている三菱自動車のアウトランダーPHEVでルータやノートPCの電源を確保していました。
こうした車を、災害時に届けてもらえる安心感はすごいです。人間、電気の明かりがつくだけで安心しますし、今はスマホの充電ができるかどうかが勝負。三菱自動車さんが展示されていたパネルに書かれていた「走る蓄電池」「走る発電機」というネーミングがまさにその通りだなと。災害時にこういう車が一台あるかないかで大きく違ってくるなと感じました。

パネルの展示展示を見に来た職員は口々に「いいな、欲しいな」と言っておりました

(投稿者:ちゅん)

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溜まった作業の片づけ

てんちょです。通勤用に原付を買いました。通勤が日々の楽しみです。

気が付けば8月も終わりが近づいてきています。スマーフォンの導入なども含め様々な事業が並行して進んでおり、通常業務と合わせて慌ただしい日々が続いていましたが、お盆期間は問い合わせもほぼなく、これまで溜まっていた作業を進めることができました。

まずは実は今年度やらなければならないWindows11のアップデート。現在使用している23H2のサポートが11月に切れるため、24H2へのアップデートをテストする必要があります。3月ごろから1台更新して動作を確認していましたが特に問題なさそうなので、10台ほど導入している別メーカーの端末も更新してみることにしました。結果…更新中にブルースクリーンとなり起動しなくなりました。これはさらに検証が必要そうです。

並行して在庫整理。まずは配備しているマウス。故障端末は少ないものの、同時に配備したキーボード・マウスのセットの不具合がたまに起こっています。特にマウスのホイールが「上にスクロールしているのに下に動く」という使っているとかなりストレスの溜まる症状がでることがあり、これまでは交換対応をおこなっていました。原因は大体がセンサー部のホコリ。低価格帯のセット品なので故障あまり対策はとられてないんでしょうか。この程度の症状であればホイール周りを清掃し、接点復活剤を流し込んでしまえば改善します。

さらに新規採用者への配備用の端末のキッティング。これから増えるという願望を含めて予定よりも数台多く用意しました。昨年度の配備時に作成したイメージをそのまま使ったため、そろそろイメージも再作成も必要そうです。
という感じで通常作業が少ないこの時期にしか出来なさそうな片付けでお盆が終了しました。これから12月くらいまで忙しくなりそうな予感です。


新品よりも快適に動くマウス。

(投稿者:てんちょ)

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カセットテープを救え

ども。
熊石のお祭りで張り切りすぎて、まだ体調が回復しない担当ちゅんです。

そのお祭りの準備をしていた時のことです。山車を飾り付けたり、太鼓や音響設備、電気などのチェックなどを行っていましたが、役員の方から「ちょっと頼みがあるんだけど」と。私が役場で情報担当をしていることを知っているうえで「太鼓叩きのお囃子が録音されているカセットテープがもう限界だから、何とかデータにできないか」とのこと。
このカセットテープ、実は私が子どもの頃から使われている音源で、途中、テープが伸びかけると別なテープにダビングされ代々引き継がれてきたもの。ある時からはテープ自体が希少なものになり、今使われているものが最後の音源。これを失うことは、すなわち歴史そのものを失うことに等しいわけです。

もちろん「わかりました!やってみます!」と快諾したものの、さてどうしたものか。ひとまずカセットテープを再生できるデッキをそのままお借りして、自宅に戻りました。まずは音源のチェック・・・なのですが、役員の方がおっしゃる通り、限界です。全体的に伸びてしまっていますし、部分的にはA面とB面がごちゃ混ぜになって再生されたりもしています。デジタル化した際にはダメージが少ない箇所だけを抽出してリピート再生するなどの工夫が必要そうです。

音源をPCに入れるには、まずはカセットデッキのヘッドホン端子にミニピンジャックを接続。これで音声を取り出して、問題はPC側です。今どきのノートPCには外部入力用の端子などありませんので、ここでは自作のデスクトップPCを利用。マザーボード側にLINE入力端子(青色)がありましたのでここに接続。録音の方法は色々あるとは思いますが、時間もあまりなかったので手っ取り早くOBSを使う作戦。音声ミキサーのマイクにはすでにカセットデッキから音声が出力されていますので、録音ボタンを押すだけ。ただ、OBSは基本的に動画を作るためのアプリケーションなので、出力されるのはmp4形式。これ、実は拡張子をmp3に書き換えるだけで再生できちゃうんですよね。なので、私はこの邪道な方法で乗り切りました。
※次回があるなら、間違いなくAudacityを使うと思います。

そんなことで本番。お祭りでは作成した音源をiPadに入れて、そこから山車に積んであるアンプに出力、リピート再生することで「伸びた音源のまま」デジタル化することに成功したのでした。スピーカーから出てくる音が笑ってしまうくらい以前と全く同じ。妙に味があるカセットテープの音そのもので、これはこれでアリなのではないか、なんて思ったり。そんな新たな発見もあり、とても貴重な経験となりました。

作業中の風景自宅に響き渡るお囃子の音に、お祭り好きの血が騒いでしましました。

(投稿者:ちゅん)

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休職者のメール対応

てんちょです。お盆期間が平和すぎてブログネタに困ってます。

今年度、メールがExchange Onlineに移行され色々ありましたがどうにか運用を行っています。移行後はPowerShellを使用しての設定にかなり苦労しましたが、ChatGPTを駆使しつつ必要な設定を手あたり次第メモ帳に書き出していたおかげでこれまで乗り切ってきました。

そんな中で先日少し困ったことが発生。タイトルにあるとおり「休職時のメール対応」についてです。移行前のメールの場合はサスペンド機能を利用して一時停止することが可能で、休職時はサスペンドにしておくことで、復職時はサスペンドを解除するだけの対応でした。

しかしExchangeではそういったサスペンドの機能がないらしく、対応方法としては「ライセンスを外す」、「Microsoftアカウントへのログインを停止する」などの方法になるようです。ライセンスを外した場合、メールボックスは30日間保持されるようですが、産休等で長期になった場合には30日以上経過してしまいそうな気がします。

色々調べた結果、サインインをブロックしてメールを停止のうえ、相手にエラーメッセージを送信する方法をとることにしました。ExchangeOnlineで送受信のブロックルールを作成し不達メッセージを返すように設定。設定を戻してみるまでどうなってるのかわかりませんが、今のことろこれが最善な気がしました。単純にサスペンド機能があればいいんですけど…。


すっかり見慣れたPowerShell。全部GUIにしてほしいです。

(投稿者:てんちょ)

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